津市久居新庁舎

本日1月4日午前10時より津市久居新庁舎の開設式が行われました。

そう、ポルタ久居です。
商業テナントが撤退してから久しく空き屋になり、地元の有志の人達がイベントをしながらもり立てていた1階部分及び3階の一部が改修され久居庁舎として生まれ変わりました。
平成26年の6月議会において落札者が決定し工事請負契約に関する議案が提出されました。
4億4469万円の改修工事でした。

これにより今までの久居庁舎は取り壊されることになります。

これまでに何度か全員協議会という場が持たれ当局からの説明が繰り返されました。
基本的にはポルタだけではなく、旧庁舎の整備、東口の市民ホールの計画全てを包括して一番経費のかからない方法で改修するという視点で、
ポルタには庁舎を移し
旧庁舎は新築せず
東口には市民ホールを建設するという
3つの事業を合併特例債という、国が8割近くを肩代わりしてくれる平成の大合併に基づく特例措置を最大限利用する方法をとるという判断を
市長及び執行部側が下しました。

合併特例債の特性を考えたら必然的に公共施設にと言う事になっていきます。

そもそも、添付した全員協議会の資料にあるとおり大手のテナントだった商業施設が撤退したことで返済がままならなくなり久居都市開発株式会社の債務を市が肩代わりしなければならなくなったことが事の発端です。

ポルタの成り立ちから久居都市開発株式会社の破綻に至るまでの経緯や内容にも色々思うところがあります。
そしてその後の対応、そして庁舎機能を入れるという判断にも少なからず不満があります。
とはいえ私も議会人。決定に至るまでの間には反対意見も当時改善も求めましたが、今回結果になりました。
議案が提出され、議会が承認した以上はその決断に従わねばなりません。
より良い場としてこの新しい庁舎が市民の使い心地の良い場所になる事を願ってやみません。
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さて、一般の窓口が通路の西側にならび、東側は保健センターになります。
木が多くの所に使われていて暖かい雰囲気で改装されました。

これまで久居の保健センターは間借りだったらしく、やっと市の施設でまかなうことが出来たという声を職員から聞きました。

1歳半検診や3歳児検診もここで行われるとのこと。

子供が素足で這い回れるような場所が作ってあります。

3階には図書館がありましたがこれは縮小になりました。蔵書は他の場所に移転、雑誌、ビデオ閲覧機能は残し、電子書籍閲覧世のipadが3台設置されています。

  • ここで予約をして後日取りに来てもらうことも可能だという説明でしたが、せっかくならその案内は小さな図書館内ではなく、人通りのある人の目に触れるところに掲示すべきだと思います。

ここで返却することが出来るので、特に入ったばかりの新書なんかは通勤や通学の人達には便利な機能だと思います。

案内コーナーなんてのが余った空間なのか設置されていました。観光案内なんかのパンフがならんでいましたがこのまま放っておかれるような気がしてなりません。こんな場所にこそ日々入れ替わるような新しい情報、地域イベントの事だったり、図書館の新刊情報なんかもこう言ったところにアップデートされるべきでしょうね。人通りがある所なんですから。


  •  2階の角の余ったスペースなんでしょうね、市民ギャラリーという札が上から下がっている一角がありました。


写真や絵なんかを掛けられる場所なんでしょう。
ついたてを何枚か立てて人通りのあるところで簡易な展示が出来る。
 悪くないアイデアだと思うんですが、暗い。

画廊なんかに良くあるスポットをライトアップするようなハロゲンライトを天井から設置したら良いのに。


  •  最後、1階の駅側の入口すぐに会議室があるんですね。
ここから入口の自動ドアまで古いテナントのシャッター3枚、今日の開設式の時も降りたままでした。

シャッターを上げるために庁舎機能を入れたのに、改修が終わってからもシャッターを下ろしたまま。
シャッターを上げたら壁があって、きっと綺麗に仕上げてあることと思います。

北側の入口なんだから意味が無くても上げておくべきでしょうね。

また、時々見に行きたいと思います。







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