投稿

2018の投稿を表示しています

請願書の反対討論

イメージ
津市の多くの皆様に、ポスターの掲示においてご理解ご協力頂いていることに感謝申し上げます。 後援会のメンバーが日々津市内をめぐり、ポスター掲示を増やしてくれています。頭の下がる思いです。 さて、今回平成30年度第3回定例会において、4つの請願書が出されました。 義務教育費国庫負担制度の充実を求める請願書 教員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める請願書 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書 防災対策の充実を求める請願書 ( 4つの請願書PDF一括DL ) この4セットの請願書は少なくとも津市議会においては遡って調べた結果、合併以降毎年提出されています。 内容もほとんど変化することなく、 お決まりのように提出され、 お決まりのように署名され、 あまり議論されることなく お決まりのように可決されてきました。 しかし内容をよく読んでみると、 幾つか疑問を抱かざるをえない部分 が見受けられたため、今回4つの請願それぞれに反対する理由を討論において主張し、反対しましたのでその内容をご報告いたします。 因みに、4つの請願はいずれも反対者は3人ほどでした。賛成多数で全て可決されています。ほとんどの会派の代表者が推薦人として署名をしていますので、採決する前から可決されることが分かっている請願です。 じゃあ何故討論までして、反対するのか? 可決されることが分かっているのに、 わざわざ反対して、 要らぬ敵を作って、 何の得にもならないじゃない、 と言われる方も居るかも知れません。 ましてや半年後にはまた選挙が待っている。 選挙のことだけを考えたら、おそらく波風を立てない方が正しいのかも知れません。 でも私は田舎の市会議員といえども政治家の端くれ。 政治信条に基づいて意思表示をし、 議論をし、 おかしい物にはおかしいと主張する事が 私の職責だと思っています。 馬鹿正直にこういうことをしていたら、 いずれ不利益を被るかも知れません。 きれい事を言っても落ちればただの人。 当選しなければきれい事も正論も、 発言することすら出来なくなります。 でも、勝つために徳になる事しかしない。 徳にならない事は間違っていても目をつぶる。 これは政治家としての資質に問

経済比較 津 vs 三重

イメージ
久しぶりのエントリー。 先日とある勉強会で得たデータを元に、津との比較をしてみた。 1. 県内総生産 vs 市内総生産 津市 平成23年度 1兆2255億円 平成27年度 1兆2646億円 伸び率:+3.1% 三重 平成23年度 7兆2972億円 平成27年度 7兆9635万円 伸び率: +9.1% 因みに平成28年度には三重県は8兆を超えている。   ******************************************************* 2. 県民所得 vs 市民所得 津市 平成23年度 316万9000円 平成27年度 335万8000円 伸び率:+5.9% 三重 平成23年度 308万8000円 平成27年度 355万6000円 伸び率: +15.1% ******************************************************* 3. 地方税収入 三重県の地方税収入とは以下の通り、県民税(30%)、事業税(15%)、消費税(15%)、軽油引取税(10%)、自動車税(15%)でほとんどを占め、 津市の地方税収入とは以下の通り、市民税(40%)、固定資産税(40%)、たばこ税(5%)、軽自動車税(2%)でほとんどを占める。 いずれも国に依存しない地方自治体独自の収入源である。 津市 平成23年度 413億3千万円 平成27年度 408億9千万円 伸び率: -2% 三重 平成23年度 2059億円   平成27年度 2526億2千万円 伸び率: +22% ******************************************************* 4. 観光入り込み客数 津市 平成23年度 368万4650人 平成29年度 414万5416人 伸び率:+12% 三重 平成23年度 5752万9639人 平成29年度 7148万7051人 伸び率: +24% 因みに県では観光消費額も算出しており 平成29年度では5273億円を記録し、過去2番目の額であり、7年間で18.5%増加している。 対する津市 遷宮の際には何も影響

平成30年市議選・事後考察

イメージ
前置き 先に行なわれた市議選において3期目の議席をいただきました。ご支持いただいたみなさんありがとうございます。 さて私、選挙期間中連日行った雪の中の辻立ちが原因なのか、選挙戦が終わった途端に朝から発熱、37度から始まり最終39度越えに至る有様。開票速報を見に集まって来ていただいた皆さんとはiPhoneのFaceTime機能を使ってビデオチャットで万歳を行うというなんとも申し訳ない間抜けな状態でありました。 発熱した28日と翌日29日の2回念のためにインフルエンザの検査をしましたが、結果二回とも陰性。大人しくして熱が下がれば再始動できることが判明しました。 というわけで本日29日、本来なら挨拶回りに行っていなければならないところではありますが、熱は下がったものの布団から出ると鼻水が止まらないという情けない状態なわけで、布団の中から市議選の結果を数字で考察してみることにしました。 ************* 4年間頑張った率 前回平成26年の投票総数が116,000で有権者数226,733に対して51.16% 今回平成30年の投票総数が106,456で有権者数231,324に対して46.02% 投票総数は116,000から106,456になり0.9177倍に減ったわけです。 そこでそれぞれの市議の今回の得票数を前回の得票数で割り、何倍になったか、すなわち伸び率を算出し、全体の伸び率0.9177を引いてみました。 0.9177に近い人は、全体の投票率が減ったのと同じぐらい減らしているわけで、前とあんまり変わっていと考えました。 このグラフ左から右へ、得票数が多い方から少ない方に向けて並んでいます。 これを見てみると、 前回に比べてかなり票を伸ばしたのがまず西山、そして田矢だということがわかります。 続いて坂井田、大野、私、桂と続きます。 実数では 田矢が704票プラス 西山が514票 坂井田が356票 ですが、田矢は前回も4000ごえだったのに対して西山、坂井田は2000前半だったわけですから、母数の差から「4年間頑張った率」は西山や坂井田の方が評価が高目に出てます。 頑張ったポイントでいうと 西山0.319 田矢0.257 坂井田0.254 前回からどれぐらい伸ばしたかということを考察するため