人口増加のために、その1

人口増加のために行うべき事
ハードとソフトの両面の政策を進めていくべきである。
人口が少ないから商業が発展しない、商業が発展しないから便利なサービスが少ない。便利なサービスが少ないから町の魅力が少なく移住者が増えない。という悪循環。あるいは仕事がないから人口が増えない。人口が増えないから仕事が増えないという悪循環を脱却するためにはどこかが循環を断ち切る努力を講じる必要がある。

この悪循環を断ち切れるのは公だ。アベノミクスしかり、民を動かすためにまず公が意思表示をし、イニシアチブを取っていく必要がある。そこに市場が反応する。市が積極的な人口増加のための事業を短期及び中長期的に継続的に実施し続けていく必要がある。

ハード:流入者受け入れの受け皿:津インター前開発
1986年策定の津市総合計画より
この地域の開発は30年以上前から望まれ、1986年に策定された旧津市の第3次総合計画においても示されていながらも未だメドの立たない開発目標である。

起こすべき行動を起こすべき時に起こせなかったリーダーシップの欠如がこの問題を30年も解決できずにいる原因の一つである。ぐずぐずしているうちに農地法や大店法などまちづくり三法と言われる関連法が改正され時が経つにつれて開発の障害が増えてしまった。
同時期であるにも係わらず俊敏に事を進めた当時の久居市は久居インター前を見事に田んぼから商業施設へと変貌させた。公も民も時を逃せば衰退する。動くべき時に動けない者は負ける。鉄則である。

この地域を開発していくべき理由は:
  • 津波被害の心配の少ないこの地域は、人気学校区の近くでもあり市外からの流入者にとって魅力が高い高価格分譲が見込める地域である。
  • 同地域の農地所有者の高齢化は進む一方でこのまま行けば一等農地が休耕田対策のコスモス畑と化することも考えられる。
  • 大規模災害発生時の備えとして津波などの被害が及ばないエリアにおいて消防施設の強化、病院施設の整備が必要とされている。
  • 規模的に新津市の中で流入人口を受け入れることの出来るの受け皿となり得る好条件の地域は、交通アクセスの良好なこのエリア意外に存在しない。
  • 平成27年にメッセウィングみえが屋内スポーツ施設に生まれ変わる事になっており、平成33年には国体が行われる。しかし県外や市外から訪れた方々が食事をするところや土産物を買っていくことが出来る場所を作る事すら出来ないでいる。
  • 後に示す観光目的の流入者を増やすためのハイウェイオアシスの誘致も、この地域の開発を可能にしない限り進めることは出来ない。
  • 今を逃せば未来永劫不可能である。

必要とされる行動は:
  1. 同地域を開発するためには調整区域を市街化区域に変更することと、
  2. 農水省や他機関を説得するのに必要な同地域の開発計画を策定する必要がある。
  3. また農地を減らすか、他地域に調整区域を新たに設置する作業が必要になるため、旧市町の寄せ集めではなく新津市全体を見据えた新しい農業政策戦略を定める必要がある。
  4. この地域の土地は低く大雨のおりに浸水する可能性があるため排水機能を整備する必要がある。




ソフト:魅力ある津市:住みやすいでは不十分、住みたくなる街になる為に

続く・・・・

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