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井村屋:浅田社長とのインタビューを終えて

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今日津市に本社のある一流企業の井村屋グループの浅田社長とお会いした。 実は浅田社長と最初お会いしたのは選挙直前の昨年の4月の事で、私の同級生の尽力で当時まだ何の役職も持っていなかった私を快く迎え入れて頂き、5年持つ保存食用羊羹まで頂いて帰った。 今回は私がよくお会いする方の一人で非常に顔の広い方の協力で、単にお会いするだけで無く1時間を超えるインタビューをさせて頂くことが可能になった。 浅田社長におかれては、NHKを初め様々なメディアに取り上げられている方であるにもかかわらず、インタビューなんてまともにしたことの無い素人の私をも快く迎えて頂いて、終始和やかな中、克つ見識の深い話をお聞かせ頂き、社長の穏やかさと知性を強く感じさせて頂いた一時だった。 脇も甘く至らないところも多々有ったであろう私なのだが、まったく私は多くの寛大な人達に恵まれている。朝早くから鈴鹿から来てくれてカメラを回してくれた同級生も含めて。 インタビューの内容は早速今日ラフだけどもテキストに落とし終え、早急に整理した上で内容の確認を頂き次第webに上げ、皆さんにも読んで頂けるようにしようと思う。 期待してお待ち頂ければと思う。 今後、私のインタビューの質の向上も上げていかなきゃ成らないのだが、上手く準備をした上で、津市ないしは近隣のリーダー達を訪問し、私自身も学び、またその内容を多くの方々と共有できるような企画を継続していきたいと思っている。

議会改革検討会

さて、今日は議会改革検討会。 午後まで引きずるような気がします。 と言うのも、先の12月のことが原因で2月に働きかけをして解決をつけた、委員外議員に対する発言の制限に関して、「彼」が討議したいと言っています。 巻き返しを図りたいわけで、ちょっともめるでしょう。 それとは別に、もっと大事なことが! 友軍が出来まして、新たにPCおよびタブレットの使用に関して上程があるようです。 今回の面子であれば何らかの形に進むことになるでしょう。 もっともここで可決されたとしても、その後代表者会議や議会運営委員会といったハードルを越えなきゃ成らないんだけど、仕える者と仕えない者、分かる者と分からない者のギャップを如何に埋めるか。課題です。

流山市:シティープロモーション課

今回の総務在世委員会の管外視察の報告第一弾。 千葉県の流山市に行った。 流山って何所?ってのがおそらく多くのリアクションだろうと思う。正直私もそう。 ただ、職業柄じつは、ここの市議会がFBのアカウントを持っていること、結構開かれた議会だという「噂」は聞いたことがあった。あと、訪れて議場を見せてもらって思い出したのが、スマホ評決。議員が議会に出席するときにログイン手続きをしてスマホを持って入場、起立とか手を上げてでは無く、スマホの画面上の賛成反対ボタンを押して評決をとる方法を採用していると言うことで、新聞にも載ってたはず。そんな有名な市だ。 でも、流山って何所?っていうリアクションはそれでもやはり、我々関東圏外の人間にとっては現状なんだろうと思う。そしてその事を流山市はよく知っていて、そこからの対策がこの「シティープロモーション課」の活動だ。 何よりも素晴らしいのが、このシティプロモーション課、目的、目標、および働きかけるターゲットがものっすごく明瞭だと言うこと。これ戦略としてある種当たり前のことなんだけど、往々に津市の執行部の答弁の中にはみえてこない。そんな思考があるのかないのかは良く分からないが。 さて、その流山。 平成17年につくばエクスプレスが出来ることに先駆けて、町の戦略をたてる。 市長が替わったことも切っ掛けとしてあって、その市長の下シティプロモーションに関しての事業が動いていく。 この市、財政力指数0.94の優良市。もちろん人口16万ちょっとがたたの35キロ平米に住んでるコンパクトシティで、700キロ平米を超える土地に道路や下水道や他インフラやプラントを抱えている津市と単純な比較は出来ないが、地方税の48%を個人市民税が占める町。必然的に「人口を増やそう」という方向性に的が絞られてゆく。 つくばエクスプレスが仕えるようになってからは都心まで20分少々になるわけで、「都心から一番近い森のまち」を軸において他事業を展開していく。 ポイント1:とにかくこの市のシティプロモーションの目標は、そして事業評価の基準は、「どれだけ人口が増えたか」ここに集約される。 広告活動を行ったり、FBやTwitterを使った広報活動もやったり、あと交流人口の増加→定住者の増加という位置づけで、まず一回来てもらおうという導入企画のイベントも行

習志野市:公共施設白書

管外視察報告第2弾は習志野市の公共施設白書だ。 こいつはスッゲー頭の痛い話。でもマジで現実直視しないとかなりまずい話。 ぶっちゃけ成熟社会の今、過去と同じだけの公共施設を維持していくのって無理じゃね? っていう何となく思ってることを、数値出して調べよーよ。って事。 どうだろう。正直自分の地区にある公民館を閉鎖しちゃいます。って言われたらどういう反応します? えっ?マジで?何でウチなの? と成るだろう。 また自分の通っていた、ないしは自分の子供の通っている小学校、中学校、または幼稚園が、閉校します。統合されます。って言われたら、まず拒否反応が起こるだろう。 学校に関しては児童数が分かっているのであまりにも少なければ仕方ないかな〜と思うかも知れない。でもその「少ない」の基準は? だから数字を示す必要が出てくる。 習志野市の結果は結構ショッキングだった。 市の所有する全施設の建築年数や床面積、そしてそこから割り出される修繕や改築に必要な総額は、 年間40億。道路や橋梁、他インフラやプラントなど全ての維持にかけていたお金が年間50億。とてもまかないきれない。実際20億ぐらいしか年間支出できないのが現実で、即ち市の施設の半分を潰さなきゃ成らないという計算が出てしまったというのだ。 実際施設の修繕計画ってのは縦割り行政の中、各部局が持っている施設をそれぞれの部局が部局内でそれぞれ優先順位をつけて予算計上する形になる。まず全体でどれぐらいのスパンでどれぐらいの経費がかかるのか全庁的に把握することが出来ていないか、困難である。 上がってくる物全てを予算化することはそもそも無理で、最終的に予算組をしていく中でどれを落とすかどれをやるか決めなきゃ成らない。ここも「感覚」だったり「力量」だったりという物が介在しての判断になるのだろう。結局だれも明確な判断基準を持っていない状態で何らかの結論を出していかなければならない。新しい施設を作ればそれにはもちろん運営経費や維持費がかかってくる。それも津市全体の財政の中に長期的にどのような影響を与える物なのか「分からない」。だから建てるべきだという主張が強ければ通って行ってしまうだろう事は容易に予測できる。 あるいはその規模も財政的に「適切なのか」という事も何となくで話をしなければならないはずだ。 これらのことが白書を作成し、全体像が部局斑抜きで把握

清酒の町、東広島市

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視察訪問後に市役所の近くで昼食をとった。料理屋の周りは造り酒屋がいっぱい。市役所で渡された資料の中にも醸造メーカーの地図や商品の紹介があった。駅のホームにはメーカー名や商品が展示してある。 どうやら市を上げて売り込んでいるようだ。 昼食後に散策してみると、その如く見事に集約した造り酒屋街がそんざいし、僅かな敷地に幾つも酒屋が並び立っている。いずれも見事な煉瓦造りの煙突と、古い木造の立派な門、そして白壁の酒蔵をもった老舗。 どうやらここには澄んだ井戸水があるようで、酒屋の前にはおそらく電動でくみ上げている清水を提供し、その前にはペットボ トルを持ってくみに来ている近隣の住民が居た。残念ながらたくさんのペットボトルを抱えてくる方がおり、あまり時間の無い私はくみ終わるまで待つことが出来ず、試飲には至らなかった。 周辺の道路は綺麗に整備され、電線等も地下を走っており景観が保たれており風情がある。 酒屋さんの多くはは施設内を公開しているようで、散策できる環境が整っている。 中にはモダンな作りの料亭を併設していて、美酒鍋といった有名(らしい)料理を提供している。 明らかに町の色があり、匂いが有り、特色をしっかり感じることに出来る町づくりをしている。 短期滞在だっことが悔やまれて成らない。 次回是非訪れて、十分町を見て回りたい。

行政視察報告:総合交通体系

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 総合交通体系特別委員会の管外視察で、下関市と東広島市を訪れた。 下関市は平成の合併後人口30万を僅かに超えていたが、現在28万人に減少している。 平成23年度の歳入決算額は 125,306,782,435円歳出は 121,392,332,291円とこの辺も津市より若干多い程度で良く似ている。面積は716.17平方キロメートル 北九州に向かって新幹線や在来線そして高速道路が通っている関門海峡側がコンパクトに発展しているが山側というのか合併した地域は過疎が進んでいる。 東 広島市は人口19万人と津市よりも随分少ないが、面積は下関や津市の710.81平方キロメートルと大きく異なること無く635.32平方キロメートルあ る。ここも平成の合併で中心になる東広島市の周りにあった4つの町が合併して新東広島市になっており、山側の2町は2000人ないしは3000人規模の町 で過疎化が進み公共交通との接続が難しい空白地帯が存在する。 因みに財政力指数という数字があり、読んで字の如くその自治体がどれだけ財 政力があるかを示した数字がある。これが1を超えると自分のところでやっていけまっせ〜って事で交付金が国から下りてこない不交付団体になる。逆に1以下 数字が減れば減るほど交付税を当てにしないと自分の所だけではやってけませ〜んという度合いが高くなる。 下関市は0.544、東広島市は0.87、津市は0.74である。 23年度で受け取っている地方交付税は 下関が29511629000円 津が19995793000円 東広島が9169056000円 それぞれ人口割りをすると 下関は280062人で、一人頭105375円 津市は280887人で、一人頭71188円 東広島市は178653人で、一人頭51323円 をそれぞれ地方交付税として国から受け取っていることになる。 よーけもーた方がええんか、出来るだけ自立していくべきなのかは見解の異なるところだが。 さて、肝心のコミュニティバスと津市で呼んでいる交通弱者対策事業だが、いずれの市も頭を抱えているというのが、今回の訪問先において感ずるところだった。 免 許を返納した時点で病院や買い物と言った生活に必要な事象を解決していく事が極端に困難になるため、いずれの市の高齢者もぎりぎりまで運転しようとする傾 向にある。また基本的に自家用車による移動が生活の根

津祭り:しゅーりょー

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 や、ま、なんだかんだありましたが、取りあえず終わりました。 会計報告とか色々あるんだけどちょっと頭が痛いので、現実逃避モード。 去年よりお客さんが増えたかどうか、ん〜〜〜〜というのも課題。 今年もまた駐車の件でいろいろあったんで、これもまた、次年度の課題です。 出店してくれた人達は1店舗1台だけでというルールを守ってくれました。出店者じゃ無い人達の車が領内に入ってたり、私が門番に貼り付けなかったことも理由だし、そもそも入領は許可しても駐車は許可してないよ、という私と実行委員会の認識の齟齬があったり。 ま、私のサイドの問題です。 それでも今年は去年よりサウンドシステムがグッとよくなった。これはプロに頼んだおかげ バンドが入ってDJも入って、良い音楽聴きながら、イスに座って、ブラジルのシェラスコだとか、フィリピン風の焼き鳥だとか、(来年は豚の丸焼きやるとか言ってたし)、ロシアのビールだとか、チーズ入りのコロッケだったり、 せわしなくミッキー追っかけるのも良いけど、まだ暖かい夕暮れから夜までの時間を外でのんびり、音楽聞いて美味しい物食べて友達と談笑しながら居られる空間がこの場所の売りですね。 そして、2日間お店を出してくれた方達が、朝も早いのに7時30分から集まって掃除をしてくれました。 私的には実はこれが一番嬉しかったりするんです。 ブラジル人、ペルー人、フィリピン人ともちろん日本人。 一緒に一生懸命およそ1時間掃除をしてくれました。 各々のお店の方達は当然しっかり売り上げを上げるためにお店を出しています。 私は、祭りの時はもちろん、その後も、こうして集まって、一緒に作業をする。 言葉とか文化は違うけど、共通の目標を持ってそれぞれが分業をして、目的を達成する。そんな中でお互いが信頼できる瞬間を少しでも多く作る。 それがこのイベントの「私の」目的です。 去年に引き続きお店も掃除もしっかりしてくれる人達が、もう何人もいます。  すごく嬉しいんです。 周辺には高虎太鼓や他の団体の方たち、実行委員会の会長とか、 地元の方達がたくさん居ます。 そんな中でも、「あ、あそこの外国人のブースは掃除はしっかりしてくれた」という記憶が定着してくれれば良い。 ま、そんなかんなで、今日はちょっと休憩します。 m