一般会計23年度決算:不納欠損および収入未済

 一般会計より不納欠損及び収入未済のリスト

PDFをあげておきました。合併後の平成18年から23年にかけての推移が見られるようにしてあります。

収入未済、不納欠損とはそれぞれ読んで字の如くの内容で、
収入未済:とは即ち同年度内において支払われていなければならないにもかかわらず年度内に支払いが行われなかった物 ということです。因みに過年度からの繰り越し分もこの中に含まれます。

一般会計における平成23年度の収入未済総額は4,062,599,768円


続いて不納欠損とは平たく言うと「結局諦めました」という額です。時効が来てどうしようも無くなった物や、会社が破産して取り立て不能になった物などです。

一般会計における平成23年度の不納欠損総額は380,978,686円

結構な金額です。

4億円という金額はちょっと想像しにくいんですが、例えば、センパレの3億数千万の賃貸料の時の計算を思い返すと、保育園にいる臨時職員。これは半分以上を臨時職でまかなってるんですが、年間4億あるとこれ全員正規で雇えるという事になるはずです。

あと4億っていうと道路橋りょう費というところで23年度に3億8千万つかってます。もっともこれに関しては国や県からもっと出てるので総事業費と言うことでは無くて、津市の一般財源の額と言うことです。

ま、4億丸々消えて無くなったというわけでは無く、色々数字上計上されている性質の物も無くは無いのですが。

さて、その中でやっぱり財源として割合が多いのは市民税と固定資産税。調停額:即ち最終的に決定した額と収入未済額との割合を調べると市民税に比べて固定資産税やそれに付随する都市計画税の収入未済の額が多い事が分かると思います。

また、市民税における収入未済は1,233,414,059、これはその殆どが本来払われなきゃならない額ですから、しっかり徴収をして頂かなければなりません。

総じて収入未済も不納欠損も経年で減っています。特別滞納室を設けたりして徴収努力はしているようで、その成果もグラフに現れているのも事実です。

ほか分担金と呼ばれるものの多くは保育所入所分担金です。
使用料とは例えばリージョンプラザやセンパレホール。駐車場の一部や火葬炉などの使用料なのですが、一つ、120万はスリーアローズの津体育館の使用料の一部らしく、チームが既に無い関係で滞納になっているが分割支払いを即しているとの返答だったように記憶しています。
あとは額が圧倒的に多いのは市営住宅使用料。552905103円になっています。


雑入はまた色々あるんですが、生活保護の返納分だったり休日保育の利用料だったりと、社会経済の影響を受けている状況もあり取り立てが実質難しい分野であったりもします。

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