ニラ、ニラる時、ニラ、ニラれども、ニラ、ニラずして、ニラ、ニラれぬ

ニラもらった。農家の方から。
全く別件で会いに行って、色々話をしてて、米の値段や農協のことや色々伺った。で、ニラも作ってるけど

100束もってって1000円にしかならん。

中はなしを聞いて驚いた。
雲出川超えたところにある市場に持って行くとそんな値段でたたかれる。という。
切るから持ってくか?と言われて畑まで連れて行っていただいて文字通り「切って」もらった。

10分ぐらいの距離の所なんだけど車の中がスッゲーニラの香りで充満。
帰って早速洗って試食してみることにした。

洗ってみるとなかなか手間のかかる作業。廃棄も結構ある。

で、食す。

旨い。

かなり少量だったんでちょっと塩かけ過ぎてしょっぱかったけど、
マイウ〜。

やっぱり香りが良い。

どうして食うのが一番楽しめるのかな〜
味噌汁の上に生のママ散らしても良いかもしれない。
 薄く並べて天ぷらにしても良いかもしれない。

とにかく料理の仕方次第だろう。

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依然北海道で面白い天ぷら屋に行った。
ま〜良く喋る店主で。
でも言いたくなる気持ちも分かるぐらい、良い素材を使ってた。
多量には出さない。
少しずつ手間をかけて出す。

こういった
地の
旬の物を
旬の料理にして
旬を食す
これは結構贅沢だとおもう。

その如く通年で出せるような食材は並べない。
来る度に違う物を揚げて出す。
そんな店だった。


だから食材を提供する方は通年同じ物を出す必要はない。
その時に取れる物をていねいに作る。

そして対価を払って食す。楽しむ。

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 今回頂いたニラは葉先が結構黄色い。推測だけど、水やりとか雨で土がはねて黄色くなるんだと思う。ハウスで育てて水やりに気を付ければ多分クリアできる問題だと思う。

今回ニラをくれた方は「農家をやってももうからんのさ」と言ってた。
 もう結構年配で、ハウスをわざわざ造ったり商品の質を向上させる努力にあまり興味もないんだと思う。

しかしどうだろう。
例えば
美杉や白山の方で
旬の食材を作る。
待ちの料理屋に直接卸す。
時に受注で鹿やイノシシも撃ちに行く。
(ちなみに先述の天ぷら屋の店主。鹿を内に行くんだそうだ。自分の店に出すのではなく、料理屋から頼まれたときに撃ちに行く。肉はおろす。角、骨は漢方に、皮も別の所に売る。しっかり利益を上げてる。)

大きくは稼げないとおもう。
しかし食材は常に目の前にある。私の家内の実家がそうだ。食材は目の前でとってくる。
そしてそれは旨い。
何を豊と考えるか。生き方の選択肢の一つとして、実際に農家を始める青年達が居ると聞いて久しい。

津にそう言った人達が来てくれて生活をしていける。つまり売れる先を確保してやれば、生計が立てられる土壌を提供することが出来る。
ライフプランを提案すれば、
古民家に入ってもらって農業を生業にして津に移住してくれる波を作れるかも知れない。

津は幸いに広い。
山から町から海まで色々な生活圏がある。
それが理由でコンパクトな町にはない問題も抱えている。
しかしビジネスを成功させる手段の一つは
ディスアドバンテージをアドバンテージに転換する事。

津なら精算と消費のラインを市内で構築することが出来る。

そこまで練って
津の人口を増やす計画
を色々な方向から考察しようと思う。


高付加価値な作物を提供できるエネルギッシュな農業従事者
丁寧な仕事が出来る料理屋

そんなマッチを考えよう。

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