小学生の医療助成に関する質問・終わりました

今回の臨時会は先に資料を上げたとおり、医療費助成が議題です。
これを行うのに「まちづくり振興基金」というプールしてあるお金を使いましょ。という考え。

このまちづくり振興基金ってのは平成20年から合併特例債っていう借金をして積み立てている物です。

毎年これを取り崩して医療助成を行うという事です。借金しながらばらまく。あまり頭のいい方法じゃない。

所得制限がありますが私も実はもらえます。だからよかったとは素直に言えません。一般財源という通常の税収などからなる収入から出す余裕がない、事業をある種無理をしてやっているわけですから。こういうやり方が常習化すると抜け出すのは困難です。

まちづくりのために単発で何か作る。その財源としてあるのがこの振興基金のはず。
県から降りてきた案件だからとはいえ、わざわざ2ヶ月も市単独で支給をする理由も、「決まったことだから出来るだけ早くに」という考えも良く解らない。しかも継続して切り崩し続けていく。

中日新聞には「先駆的な取り組みだと自負している」と市長は発言をした。決して自負できる内容ではないと思うが? 一般財源でまかなえない無理な案件を県から降りてきたから、「他市はやってるのに津市だけやらないわけにはいかない」(市長の答弁のまま)という消極的な姿勢からやるような事業ならやるべきではないのではないか。

ともあれ、
本気で労働世代にとって魅力あるまちを作りましょう。人口流入を促進して津に若い人達が移住してもらえるように努力しましょう。その為の整備を行いましょう。市外県外にもPRしていきましょう。人口増加都市になりますよ!
という計画があって、その全体計画の一環として子育て世代の支援ということであれば納得できるんですが、今までそんな話聞いたことない。

実は前回の定例会で
活性化=人口流入
という話をしました。
これを市内滞在時間で分割すると
短期=観光
長期=移住
という事になるということで、前回は観光資源の開発の提案をしました。

ですから次回は後半の移住促進、人口増加のための思索を提案しようとしていたところ。
だから余計気になったんです。

先日伺った博多は、以前のエントリーにも書いたとおり年間1万人増なんです。

魅力のある津市、住みたい津市、そんな長期計画を持たなきゃならない。
残念ながらその根拠となる「津市総合計画」にはそんなこと全く書いてない。
ここから直さなきゃならないと思ってます。


総合計画はDLしてみてみてください。数値目標もなければ特色も何もない斬新さの感じられない、他の自治体の物とおそらくよく似た酷い物です。
業者に委託して作るようで、殆どの自治体が同じ所に発注したため起こった現象。
近々この総合計画に基づいて後半である平成25年からの基本計画の策定が行われる予定です。ここで何とかしたい。

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